「ファルコニア ウォリアー エディション」レビュー –

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 独立系アーティストのTomas Sala氏が開発を手がけたアクションRPG「ファルコニア」が、新たに「ウォリアー エディション」として8月5日に発売となる。

 本作は空中戦の兵士「ファルコニア」となったプレーヤーが、巨大な鳥やドラゴンなどに乗って大海原を飛び回るアクションRPG。オリジナル版は2020年11月にXbox One/Xbox/Series X|S/Steamにて発売され、この「ウォリアー エディション」では追加コンテンツ「The Hunter」、「Edge of the World」及び無料アップデートによる追加ミッションなどを同梱し、新たにPS5/PS4/Nintnendo Switchにて発売となる。さらに今回はパッケージ版「プレミアムパック」も発売。こちらには38ページの日本語版公式ゲームガイドと29曲を収録したオフィシャルサウンドトラックのダウンロードコードが付属している。

 オリジナルの発売からは少し時間が経過しているが、この「ウォリアー エディション」で対応プラットフォームが増え、プレーヤーの目に止まる機会も多くなるかと思われる。今回はPS4製品版を実際にプレイできたので、その魅力を紹介していきたい。

【ファルコニア ウォリアーエディション:アナウンストレーラー】

広すぎるほどの大海原のオープンワールド。のんびり楽しむ余裕を持ちたい

 オープンワールド+フライトアクションという非常に野心的なゲームシステムを備えたこの「ファルコニア」。独自の世界観とグラフィックスも個人的に好みで、大海原を自由に飛び回るのはかなり気持ちがいいが、一般的なオープンワールドのゲームとは異なり、舞台となるアーシーはそのほとんどが海なので、見た目が単調なのはちょっとマイナスなポイントだと感じられた。さらにウォーバードの弾薬は”雷から得る”という独自の設定があることで、海上には雷雲が立ちこめていることも多く、せっかく空を飛んでいるのに眺めがあまりよくないのだ。一応ミッション中の遠距離の直線移動をショートカットする機能なども付いているが、それでも移動が退屈という部分は今一つカバーできていない印象であった。

どこまで行っても海原が続く。ミッション中の遠距離移動をショートカットする機能はある

ワールドマップで海域の全貌を見られ、訪れた場所には地名が表示される

 もちろんこれはゲームプレイに自体支障を来すようなネガティブなものではなく、作り込むには大変な手間のかかるオープンワールドを演出によって上手く表現した仕様だということを理解して挑めば印象も変わるだろう。ミッション自体はたくさん用意されていて、特にメインミッションは変化に富んだシーンが展開するものも多いので、そちらを十分に楽しむといいだろう。

 今回発売される「ウォリアー エディション」は、低価格ながら全部入りというお得感のある1本だ。新感覚のオープンワールドアクションをこの機会に味わってみてほしい。