リリースから数カ月経過した『クッキーラン:キングダム』、アクティブユーザーが急増 その要因に迫る ゲームエイジ総研調査 | gamebiz

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ゲームエイジ総研は、マーケティングデータサービス「iGage(アイゲージ)」を活用してユーザー数で大きな伸びを見せている『クッキーラン:キングダム』についての調査結果を発表した。

<以下、プレスリリースより>

『クッキーラン』シリーズは、 これまでアクションゲームの『クッキーラン:オーブンブレイク』、 パズルゲームの『クッキーラン:パズルワールド』などが配信されていますが、 『クッキーラン:キングダム』は2021年1月21日にシリーズの最新作RPGとして配信開始されました。

様々な特徴を持ったクッキーのキャラクターを収集・育成し、 戦略を考えながら組み合わせて戦うゲームですが、 自分だけの王国を作り、 収穫や生産、 納品、 探検といった様々な活動で国を発展させるという要素もあります。

2021年9月2日には大型アップデートが行われ、 メインエピソードの追加や、 悠木碧・内田真礼など豪華声優陣によるボイス実装が行われました。また、 2021年9月4日には池田エライザを起用した大型プロモーション活動が開始され、 新TVCMや動画広告が開始、 交通広告も東京メトロを中心に掲載されています。そういった一連のプロモーションとユーザー数増加の関係をiGageのデータから見てみます。

iGageの詳細はこちら: https://www.gameage.jp/igage/

■大型アップデート&大型プロモーションで一気に15万人/週以上に
リリースされた1/18週のアクティブユーザー数は約2.0万人で、 大型プロモーションが開始された8/30週までは、 最もアクティブユーザー数が多かった週でも2.5万人となっています。

しかし、 大型プロモーションが開始されたあと、 9/6週から急速にアクティブユーザーが増加し、 最新週の9/20週では15.7万人に達しました。 大型プロモーション開始前週の8/23週の1.0万人と比較すると、 そのアクティブユーザー数は15倍以上という結果となっています。

リリース後のアクティブユーザー数の平均は2.6万人ですが、 大型アップデートが行われた後の最新4週だけを見ると、 アクティブユーザー数の平均は11.0万人に増加しています。 【グラフ1.】

 では、 次に直近4週のDailyアクティブユーザー数の推移を見てみます。

大型アップデートが実装された9月2日からユーザー数が伸びはじめ、 9月4日に新TVCMがスタートして以降は顕著な増加が見られます。 さらにセガの有名IP『ソニック』とのコラボがスタートした9月17日以降もアクティブユーザー数を着実に増やしていることがわかります。 9月19日にはアクティブユーザー数が10万人に達し、 それ以降も連日10万人前後の規模を維持し続けています。 【グラフ2.】

 

■リリース当初と直近ではユーザー構成には大きな違いはなく、 10~20代の女性に人気
では、 ユーザーにどのような変化があったのか、 ユーザー構成をリリース初期の3週と直近3週の2期間に分けて見てみます。

まず、 リリース初期のユーザー構成は、 男女比40:60で女性がやや多い傾向でした。 性年代別では、 20代女性が20.8%と最も多く、 次いで10代女性19.9%と続きます。 10代は男性も約2割を占めており、 このTOP3の合計が5割以上を占めています。 【グラフ3.】

 

次に最新のユーザー構成を見ると、 男女比は39:61でほとんど変化しておらず、 最も多いのは20代女性の20.6%、 それに10代女性の19.8%、 10代男性の15.1%が続き、 TOP3の構成にも変化はありませんでした。 【グラフ4.】

このように、 リリースから一貫して主に女性若年層に人気が高く、 今回のアップデートやプロモーションにより、 同世代に潜在していた新規ユーザーを獲得できたということがわかります。

■並行して遊ばれているものには大きな変化が
次に『クッキーラン:キングダム』を遊んでいるユーザーが他にどんなゲームを遊んでいるのかを、 リリース週と最新週で比較してみます。

リリース週で見ると、 『クッキーラン:オーブンブレイク』が49.9%、 『LINE:ディズニーツムツム』が15.0%、 『モンスターストライク』の14.3%、 『パズル&ドラゴンズ』の11.7%、 『Pokémon GO』の9.3%が続きます。 【表1.】

 『クッキーラン:キングダム』のリリース時には『クッキーラン:オーブンブレイク』のユーザーの約半数が『クッキーラン:キングダム』をプレイしており、 『クッキーラン』シリーズとして、 きちんと新シリーズにユーザーの誘導ができていたことがわかります。

続いて、 最新週で最も並行して遊ばれていた上位のアプリは、 『LINE:ディズニーツムツム』の15.8%、 それに『モンスターストライク』の15.2%、 『ウマ娘 プリティーダービー』の12.9%、 『ディズニー ツイステットワンダーランド』の11.3%、 『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』の10.8%という順でした。 同社のタイトルである『クッキーラン:オーブンブレイク』や『クッキーラン:パズルワールド』は上位に入っておらず、 若年層に人気の高いメジャータイトルが並んでいます。 【表2.】

最新週では『クッキーラン』シリーズはTOP5に入っていないことから、 アクションゲームとしての『クッキーラン』が好きな従来のユーザー構成比が下がり、 新たにRPGジャンルが好きなユーザーが『クッキーラン:キングダム』を認知し、 プレイしていることが推察されます。

リリースから数カ月経過したタイトルのアクティブユーザーが、 大きく伸びるということは非常に稀です。 今回行われた大型アップデートやプロモーションによって、 新たに『クッキーラン:キングダム』の認知を拡大し、 RPGジャンルが好きなユーザー層を獲得したことがiGageのデータから読み取れます。

豪華声優陣の起用や、 池田エライザを起用したCMによるゲームの世界観の訴求が、 今まで『クッキーラン:キングダム』を認知していなかった若年層の女性へリーチした結果と言えるでしょう。 また、 10万人/日以上のアクティブユーザー数を維持していることからも、 プロモーションによる一時的な効果ではなく、 ゲーム自体がユーザーに評価されていることがわかります。

9月17日からは『ソニック』とのコラボイベントも行われていますが、 今回獲得したユーザーが『クッキーランキングダム』の世界観の中でどのように楽しくプレイできるのか、 今後も注目したいと思います。