ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント完全子会社の1部門,GSN Gamesをモバイルゲーム会社Scopelyが約1140億円で買収

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 Scopelyは北米時間2021年10月18日,ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの完全子会社Game Show Networkの1部門であるGSN Gamesの買収を発表した。買収金額は約10億ドル(約1140億円)で,その半分は現金,残りは優先株式で支払われる。

画像集#001のサムネイル/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント完全子会社の1部門,GSN Gamesをモバイルゲーム会社Scopelyが約1140億円で買収

 GSN Gamesは,カードゲーム「Solitaire TriPeaks Card Games」やビンゴゲーム「Bingo Bash」など,スマートフォンアプリやオンラインゲームを運営している。一方のScopelyは,アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置くモバイルゲーム会社で,RPGやMMOタイトルなど,さまざまなジャンルの作品を手がけている。
 今回の買収で,ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントはScopelyの少数株主になり,同社やモバイルゲーム業界から利益を見込むとのこと。

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>


米モバイルゲーム会社 Scopely、
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントからGSN Gamesを買収
魅力的で長期的なゲーム体験を創造・提供し続けるScopelyのビジネス成長の勢いに

グローバルに展開するモバイルゲーム会社 Scopely(本社:米国カリフォルニア州カルバーシティ、以下「スコープリー」)とソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(以下「SPE」)は2021年10月18日(現地時間)、スコープリーがSPEの完全子会社であるGame Show Network, LLC(以下「GSN」)の一部門であるGSN Gamesを買収する契約を締結したことを発表しました。GSN Gamesは、「Solitaire TriPeaks」や「Bingo Bash」など、無料で遊べるモバイルゲームやオンラインゲームを運営しています。

本取引の買収金額は約10億米ドルで、その半分は現金で、残りは優先株式で支払われます。これにより、SPEはスコープリーの少数株主となり、同社およびモバイルゲーム業界の期待される成長から利益を得ていくことができます。この取引は、規制当局の承認を含む慣習的な完了条件に従います。

今回の買収により、スコープリーの事業に新たなゲームポートフォリオが加わるとともに、スコープリーのエコシステムに有能なゲームメーカーのチームが加わることになります。現在、GSN Gamesは全世界で約400名の従業員を擁し、そのゲームは世界中の何百万人ものプレイヤーを楽しませ続けています。GSNのChief Executive Officerであるマーク・フェルドマン(Mark Feldman)氏は、クロージングまでにおいて、引き続きスコープリーのGSN Games事業を統括します。

スコープリーは、2018年から2020年にかけて収益が3倍になった、現在最も急成長しているモバイルゲーム会社の1つです。同社は、PVP(プレイヤー対プレイヤー)からRPG(ロールプレイングゲーム)、ストラテジーMMO(多人数同時参加型オンライン)ゲームまで、カジュアルゲームとコアゲームの両方で成功を収めた、業界で最も多様なモバイルゲームのポートフォリオを有しており、長期的なプレイヤーファーストの体験にこだわり、熱烈なプレイヤーのコミュニティを構築・運営してきております。

画像集#001のサムネイル/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント完全子会社の1部門,GSN Gamesをモバイルゲーム会社Scopelyが約1140億円で買収

米モバイルゲーム会社 Scopely、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントからGSN Gamesを買収

スコープリーのChief Revenue Officer兼取締役であるティム・オブライエン(Tim O’Brien)は次のように述べています。「GSN Gamesの組織は優れたチームであり、私たちが一緒になってさらに何かを成し遂げられることを期待しています。私たちのパブリッシングおよびテクノロジーのインフラを通じて、彼らの素晴らしい事業を強化し、さらなる価値を引き出していきたいと考えています。今回の買収により、私たちのミッションである“Inspire play, every day”の一環として、熱烈なプレイヤー層を開拓していきます。GSN Gamesの事業は、世界中のプレイヤーに向けて素晴らしい体験を提供することで、非常に継続性が高く、安定した収益を上げています。私たちは、共に素晴らしい未来を築いていくことを楽しみにしています」。

Global Television StudiosおよびSony Pictures Entertainment Corporate Developmentの会長であるラヴィ・アフジャ(Ravi Ahuja)氏は次のように述べています。「GSN Gamesは、これまでの14年間、ソニーにとって素晴らしい事業であり続けました。私たちは、このチームが世界中のプレーヤーに提供し続けてきた体験を誇りに思います。スコープリーのチームに会ったとき、事業を支援し強化してくれる最適な組織を見つけたと思いました。彼らがGSN Gamesを新たなステージへと導いてくれると確信しています。今回の取引により、SPEがスコープリーの少数株主となることを嬉しく思います」。

GSNのChief Executive Officerであるマーク・フェルドマン(Mark Feldman)氏は次のように述べています。「私は、GSN Gamesの全チームが、ゲームポートフォリオを構築・強化しながら、好調な収益を上げてきたことを非常に誇りに思っています。過去4年間、世界的なパンデミックがありながらも、GSN Gamesは、プレイヤーに素晴らしいゲーム体験を提供するというコミットメントを実現するために、テクノロジーと製品の大幅な改善を行ってきました。私は、GSN Gamesがスコープリーのダイナミックなグローバル・モバイルゲーム事業に関わっていけることを嬉しく思います」。

2007年、GSNブランドはオンラインゲームの分野に進出し、ゲームを製作・買収してそのポートフォリオを構築しました。それ以来、GSN Gamesは、「ソリティア」と「ビンゴ」の両ブランドをオンラインおよびモバイルのプラットフォームで提供してきました。「Bingo Bash」は、従来のビンゴの遊びを再定義したオリジナルのビンゴブランドで、2011年に配信が開始され、2014年にGSN Gamesに買収されました。同年、GSN Gamesのチームは、「Solitaire TriPeaks」も配信を開始しました。現在までに、「Bingo Bash」は7,000万人以上の方にプレイされ、プレイヤーはゲーム内で累計6万年以上もの時間を過ごしています。一方、「Solitaire TriPeaks」では、毎週1億回以上プレイされています。

今回の買収契約は、これまで運用してきたタイトルの成功と効果的な買収戦略による、スコープリーが長年にわたって変革的な成長を遂げてきた努力の賜物です。同社は、2020年に「MARVEL ストライクフォース」を有するスタジオをディズニー社から買収し、同タイトルを前年比70%増まで成長させました。スコープリーの最も長い歴史を持つフランチャイズの1つである「Yahtzee(R) With Buddies」は、発売後6年目の2020年に記録的な年をむかえました。また、2020年10月にシリーズEラウンドで3億4千万米ドルを資金調達したことで、影響力のある投資家層からの戦略的資本が集まるようになりました。

シティグループが、SPEの財務アドバイザーを全面的に務めています。

■Scopelyについて

Scopely(スコープリー)は、米国カリフォルニア州カルバーシティに本社を置く、インタラクティブ・エンターテインメントおよびモバイル・ファーストのゲームを製作・提供するグローバル企業です。「MARVEL ストライクフォース」、「スター・トレック:艦隊コマンド」、「Scrabble(R) GO」、「WWE Champions」、「Yahtzee(R) With Buddies」など、高収益を生み出し、数々の賞を受賞したフランチャイズを有しています。スコープリーは、コンシューマーによる創造や配信という形「Directed-by-Consumer(TM)(ダイレクティド・バイ・コンシューマー)」体験を可能にする没入型ゲームの製作・配信・運用を行っています。2011年に創立された同社は、モバイルゲーム業界で指折りの多様なポートフォリオを支える世界水準のチームや独自のテクノロジー・プラットフォーム「Playgami」によって成長を続けています。スコープリーは、Fast Companyによる「World’s Most Innovative Companies(世界で最も革新的な企業)」に複数回選出されており、プレイヤーが長期的に遊ぶことができるゲーム体験を創出することで、数十億米ドル規模のビジネスを展開しています。スコープリーは、ロサンゼルス、バルセロナ、ボールダー、ダブリン、ロンドン、東京、ソウル、セビリア、上海、シンガポールでグローバル展開する他、四大陸の7か国に複数のスタジオを有しています。詳しい情報は、 https://scopely.com/ をご覧ください。

■ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントについて

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)は、東京に本社を置くソニーグループの子会社です。SPEは、世界各地で映画やテレビ番組の製作・買い付け・配給/配信、テレビジョンネットワークやスタジオ運営、新しいエンタテインメント商品・サービス・技術の開発を展開しています。ソニー・ピクチャーズ テレビジョンは、世界中に数十もの自社およびジョイントベンチャーの製作会社を持っています。SPEのモーション ピクチャー グループにはコロンビア ピクチャーズ、スクリーン ジェムズ、トライスター ピクチャーズ、3000ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ アニメーション、ステージ6 フィルムズ、アファーム フィルムズ、ソニー・ピクチャーズ インターナショナルプロダクションズ、ソニー・ピクチャーズ クラシックスの製作スタジオがあります。詳しい情報は、 http://www.sonypictures.com/corp/divisions.html をご覧ください。

■Game Show Network, LLCについて

Game Show Network, LLC(Game Show Network)は、マルチメディアにおけるゲームショー・エンターテインメントのリーダーであり、ケーブルネットワーク、デジタル広告支援ネットワークであるGame Show Central、GameShowNetwork.comウェブサイト、そして世界有数のソーシャルカジノゲーム企業としての地位を確立しているGSN.comを通じて、オリジナルおよびクラシックのゲーム番組やゲームを提供しています。Game Show Networkのクロスプラットフォームコンテンツには、GSN Gamesの無料モバイルカジュアルゲームおよびソーシャルゲームのポートフォリオも含まれています。Game Show Networkの制作部門であるGame Show Enterprisesは、何百時間ものオリジナルエピソードを開発・制作しており、Game Show Networkは家族向けの楽しい番組を提供するプレミア・デスティネーションとなっています。Game Show Networkは、米国、カリブ海、カナダのすべての主要ケーブル事業者、衛星放送事業者、通信事業者に配信されています。Game Show Networkは、東京に本社を置くソニーグループの子会社であるソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが所有しています。詳しい情報は、 https://www.gameshownetwork.com をご覧ください。