ヒビノフォントについて

読者の皆さんは明後日新聞の文字が全て社主である日比野克彦氏のものだというのはうすうす気付いていることと思います。全て手書き?という疑問をいだく人もいるかもしれません。実はこの文字たちは社主が二千数十文字の漢字などを手書きし、それをフォントデータ化した<hibinoasatte>という名がつけられたフォントなのです。

 ※以下は2003年の出来事です

6月半ばすぎ 明後日新聞社にとって初めてのトリエンナーレを迎える準備も佳境に差し掛かった頃、明後日新聞を社主自らの手書きの書体で発行しようというアイデアが持ち上がり、オリジナルフォントを作ることが決まる。
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7月1日 注文していた日本語フォント作成ソフトが日比野事務所に到着。JIS規格で6800字くらいの漢字があるということがわかり、使わなそうな漢字は作らないことになりました。コード表を見て、書くべき文字を厳選してチェックしていくと、厳選しても!漢字だけで2千字を超えることが判明。
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7月9日 社主・日比野が全2086字の文字を手書き。夜が更けてきた頃、「出来た。」という社主の宣言がアトリエに響きました。計7時間半ぶっ通しでの作業。
   
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7月18日 明後日新聞の第1号発行予定は7月19日だったものの18日朝も肝心のフォントは完成せず、第1号発行を1日ずらす(トリエンナーレスタートと同時に発行)ことになる。
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7月19日 19日午前中フォント化第1段階のパソコン作業が終了。
次の作業はコード表を見ながらそのコードの箱に1こ1この漢字を決められた場所にあてはめていくというこれまた気が遠くなる作業。。。
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7月20日 昼過ぎ、完成!